RICHARD STONEとの対話
JOSEPH AW26 ランウェイコレクションにインスピレーションを与えた、英国人彫刻家Richard Stone。その作品と創作の背景をご紹介します。
Richard Stoneは、イタリア・ピエトラサンタとロンドンを拠点に活動する現代彫刻家です。イタリアで奨学金制度や徒弟制度を通して伝統的な彫刻技法を学び、彫刻家Helaine Blumenfeld OBEのもとでも研鑽を積みました。
Richard Stoneは、伝統的な彫刻の造形やテーマに、現代と歴史に息づくシンボルやモチーフを融合。ひとつのカテゴリーにとどまらない、独自の彫刻表現を生み出しています。
JOSEPHのクリエイティブ・ディレクター、Mario ArenaがRichardの作品に惹かれたのは、硬質な素材から、流れるような動きや柔らかなフォルムを生み出すその表現でした。
Richard Stoneの彫刻とAW26コレクション。その両者に通じるのが、「Finding form where form does not
exist(形なきものに形を与える)」という考え方です。
作品名: And all the birds were in a wave, in a flame, 2026
Carrara marble, 52 × 47 × 20 cm
「ファッションとアートは、長い間互いに影響を与え合ってきました。両者には、境界を越えることで、新たな発想や表現の可能性を生み出す力があります。
AW26では、『Finding form where form does not exist(形なきものに形を与える)』をテーマに、この考えをさらに発展させました。フォルム、流れ、質感、色彩を軸に、躍動感のある新しいコレクションを描いています。
その着想の源となったのが、英国人彫刻家Richard Stoneの彫刻へのアプローチです。」
― Mario Arena
JOSEPH クリエイティブ・ディレクター
作品名:The bird is a flower in morning light, 2026
Carrara marble, 52 × 47 × 20 cm
「異なる創造のアプローチが交わり、クラシックでありながら新しいものが生まれる瞬間には、いつも心を動かされます。
ファッションも同じように、人々が日々、自分らしさを形づくり、視覚的に表現するものです。
私の彫刻へのアプローチからJOSEPHがインスピレーションを見出し、それがAW26のウィメンズウェアとして新たな形で表現されていることを、とても嬉しく思います。」
― Richard Stone
彫刻家/Royal Society of Sculptors フェロー
作品名:The rapturous sky, 2026
Carrara marble, 52 × 47 × 20 cm
Richard Stoneは、英国、ドイツ、アメリカ、中国のギャラリーに所属し、英国をはじめ世界各地で作品を発表しています。
コミッションワークも数多く手がけ、近年ではロンドンのRaffles at The OWO(旧陸軍省庁舎)のプロジェクトに参加。同プロジェクトは英国のホテルデザイン賞の受賞にもつながりました。
10月19日まで、77 Fulham RoadのJOSEPHにて、Richard Stoneの彫刻作品をご覧いただけます。